こんばんは、エルです。
出産準備としてそろそろ赤ちゃんの肌着や服を洗濯しておきたいところなのですが、できればきれいな洗濯機で洗濯したいと思い、初めて洗濯機の掃除をしてみました。
我が家は基本的に週1で洗濯しており、洗濯機の使用頻度はそこまで多くないと思うのですが、約4年ほど使ってきた洗濯機はいわゆる「ピロピロわかめ」は出ずとも、しっかり汚れていました・・・
今回はその様子について書いていこうと思います。
我が家の洗濯機は「穴なし槽」
シャープから出ている洗濯機で、洗濯槽に穴が開いていない「穴なし槽」が特徴の洗濯機となっています。
洗濯槽に穴がないため、
・洗濯槽に穴がある一般的な洗濯機より節水
・溶け残りの洗剤や石鹸カス、皮脂などの汚れが洗濯槽の裏側につくことがないため、「ピロピロわかめ」と呼ばれる黒カビが表れにくい
という特徴があります。
私にとって黒カビが出ないことはとっても大事で、マンション時代のころから容量は違えど、ずっとこの「穴なし槽」タイプの洗濯機を愛用しています。
実際、それぞれ約4年ほど使用してきましたが、黒カビやにおいトラブルは起きたことはありません。
しかし、水や洗剤を使う以上やはりカビやぬめりは出てくるようで、ネットで同タイプの洗濯機の掃除方法を検索しているときに、普段見えないところのとても恐ろしい画像が・・・
これはまずいと思い、洗濯機の掃除を行うことにしました。
「穴なし槽」の掃除について
今使用している機種は槽クリーンのメニューがあるため、一般的なクリーナーを入れての掃除ができます。
ただ、色々調べている内に、分解して掃除する難易度が意外と高くないことを知りました。
メーカーが用意している掃除用のコースでも効果はあると思いますが、今回は徹底的に掃除するため、一度分解して掃除することにしてみました。
その際、参考にした動画はこちら。
youtu.be
こちらの動画で紹介されている手順そのままで分解することができました。
穴なし槽洗濯機の分解掃除に興味がある方は、一度動画を見てみてください。
※分解はメーカー保証が受けられなくなる等ありますので、すべて自己責任で行ってください。
我が家の洗濯機の様子
それでは、実際に分解していきます。
まずは掃除前の洗濯槽の様子です。
洗濯槽上のリングが埃をかぶっていますが、洗濯槽自体はそんなに汚れていません。
分解するために、洗濯機を移動させました。
洗濯パンが現れましたが、4年も掃除していないので、埃やいつ落としたか不明なハンガーがあり、とても汚い状態でした。。。
せっかく洗濯機を移動させたので、夫が洗濯機を分解している間に、洗濯パンと洗濯機の排水溝の掃除を行うことにしました。
洗濯機の排水溝の排水トラップをすべて外した状態です。
特にぬめりがひどく、目をそむけたくなるぐらい汚れています・・・
歯ブラシとスポンジを使い、ぬめりやカビを落としました。
排水口の状態です。
排水トラップは悲惨な状態でしたが、こちらはそこまで汚れていませんでした。
ふちが少し汚れているので、こちらも歯ブラシで軽くこすりました。
また、排水口は重曹とクエン酸を投入して掃除しておきました。
※ここで洗濯槽までの分解が一通り終わったようなので、細かい部品を洗っていきます。
洗剤投入口です。
洗濯の予約機能は使わないため、全体は汚れていませんが、毎回使用する柔軟剤投入口がすごいことになっています。
黒カビのほかにも、柔軟剤が固まっている部分がありました。
歯ブラシで丁寧に汚れを落としましたが、これはすぐ取り外しできるものなので、今まで見て見ぬふりをしてきたことを反省です。
糸くずフィルターと洗濯槽の接続部です。
表より裏の洗濯槽との接点側がとても汚れています。
今回洗濯槽を撮影しそこねたのですが、洗濯槽自体は表裏ともにあまり汚れていなかったものの、糸くずフィルターとの接続部は錆のような汚れがびっしりだったので、歯ブラシで丁寧に汚れを落としました。
パルセーターの裏は意外と汚れておらず、カビは生えていましたが中心から半径5cm程度でした。
歯ブラシでこすりあらいした洗剤投入口と糸くずフィルター接続部とともに、オキシクリーンを溶かしたお湯につけた後、歯ブラシや綿棒等でこすり落としました。
洗濯槽の裏です。
普段は見えないところですが、ぬめりと部分的にカビがすごいです。
これがピロピロわかめの原因であり、においの原因となるのでしょうね・・・
オキシクリーン水をしみこませたスポンジでぬめりやカビを落としました。
今回洗濯槽と埃まみれだったリング部を撮影しそこねたのですが、糸くずフィルターとの接続部に錆のような汚れがびっしりだったこと以外は、あまり汚れていませんでした。
錆のような汚れを丁寧に落とした後、オキシクリーン水をしみこませたスポンジで全体を洗いました。
一通り洗い終わった後
分解時と反対の手順で洗濯機を組み立てた後は、念のため物は入れずに、一度最大水量で洗濯しました。
洗い時に少し汚れが浮いていたので、分解掃除したと言えども、一度物を入れずに洗濯機を回したほうがよさそうですね。
その際、ゴミ取りネットで拾わずにそのままながしてしまったのですが・・・気になる方はきちんととることをお勧めします。
これで分解後の試運転と洗濯機の洗い流しが完了したので、
ハンガーをセットして・・・
糸くずフィルターも新しいものに変えました。
二人がかりで半日ほどかかり、とても大変でしたが、無事分解掃除できました。
思っていたよりはましな状態でしたが、それでも約4年ほど全く掃除しなかったので、汚れている部分はしっかり汚れていました。
特に排水溝がひどかったです・・・
普段から分解掃除はなかなかできませんが、洗濯機の槽クリーンメニューでの掃除や、排水溝の掃除は気軽にできると思いますので、少なくとも半年に1回は必ず掃除をするように習慣づけようと思います。